実際に採用担当者から聞いた裏話

転職

先日、現職の採用担当者S氏から書類選考〜面接までの裏話を聞く機会があったので紹介したいと思います。

採用担当者S氏のプロフィール
  • 中小IT企業勤務
  • マネージャー
  • 勤続15年
  • 40代前半男性
  • 一次面接まで担当。その後役員面接に繋ぐ役目。
  • 採用形態はほぼ中途採用

書類選考したきた応募者のことはググる?

本日はよろしくお願いします!
早速ですが、採用担当をされていて裏話なんか聞ければいいかと思いまして・・・。

よろしくお願いします。普段仕事の話をすることはないので、逆に話したい気分です(笑)なんでも聞いてください。

ありがとうございます!
では前々から思っていたんですがぶっちゃけ応募者のことはググります?

いいですねぇそういう質問(笑)
結論から言えばググります!

最初の頃はググらなかったけどある時かなりいいな、と思う応募者がいて、役員面接に通す準備をしているときに、なんとなくググったことがあって。実はその応募者は逮捕歴があるまでは行かないけど新聞沙汰になる問題を起こしていたことが判明したんだよね。それでも見捨てないで彼の持ち味を生かしたいと思ったんだけど役員面接に通す際に役員からNGが出されてしまった。そういうことがあったんで念のため面接者はググるようにしているよ。
まぁ何も出てこないことが普通で当たり前なんだけどね。ちなみにFacebookをやっていたらもちろんチェックするよ(笑)

だろうとは思っていました(笑)

SNSで恥ずかしい事を書かないように注意しないといけないですね。

面接で一番重要視しているところは?

実際面接を行っていて、一番重要視しているところはどんなところですか?

やっぱり僕がマネージャーという立場なんで仕事上僕とのやりとりが必然的にあるわけ。だから僕とのフィーリングが会うのが一番かな
誤解がないように言っておくとただノリが会うだけじゃなくていかにスピーディに仕事を回すことができる仲間になれるかってこと。
例えば仕事中、僕に何か聞きたいときに「○○の件がわからないのですが」と聞いてくるとする。もちろん聞いてくるのは何も問題ない。10分悩んでわからなかったらすぐに聞くべきだと思う。そこで僕はアドバイスをするけどその上で「△△はどうなっている?」と質問することもある。僕はすぐに「□□なので☆☆だと思います」と帰ってくるように部下に教育をしている。仕事ができない人は「ちょっとわからないので調べます」とそこで会話が途切れてしまう。そのあと調べてきて戻ってくるがこれがものすごくテンポが悪い。もちろん応募者にここまでは求めていないけど、仕事をテンポよく回すことができそうな片鱗が見えるような応募者を二次面接に通すね。

同じ現場で働く上では重要ですよね。
確かに「こいつやりづらいな・・・」と思う人は採用しませんね。

すぐに「あっこいつダメだな」と思ったことは?

開始早々ダメだ、と思う応募者はいましたか?

正直ものすごく忙しい中、面接を行っているんだよね。応募者がくるギリギリまで自身の仕事を行い、貴重な時間を割いて応募者の人たちとお話をします。もちろんそれが悪いことではなく、時間の投資だと思っている。だけどそれが投資には値しない人が少ないけど存在するんだ。話をしてすぐに”仕事”というものを舐めてる人がいた。「責任はできるだけ負いたくない」「時間を過ぎるのをとりあえずやり過ごせばいい」驚くかもしれないけどたくさんの応募者をみているとこういう人が時々いるんだよね。そういう人に当たったら通常1時間程度行う予定の面接は10分程度で切り上げる。話していても意味がないですからね。

また面接開始前20分前にくる応募者も印象が良くない。前述した通り、スケジュールに沿ってギリギリまで仕事をしている。もちろん面接は定刻通り行うのだけれど、「待ってる人がいる」という気持ちで落ち着かなくなるよね。

じゃあ何分前がベストなんですか?

一般的には10分前だと思うけど、個人的には5分前、いや3分前がベストかな(笑)

他にはどんな人がいましたか?

字が殴り書きの人かな。

面接では今の時代逆行しているかもしれないけど、あえて筆記試験を取り入れている。簡単な計算問題、漢字の読み書きから時事問題まで幅広く出題している。正直回答にはあまり興味がないのだけれども(とは言え現職の総理大臣の名前を知らないのは問題だが)、よく見るポイントは字の丁寧さ。もちろん人によって上手い下手はあるけど丁寧に書いてあるかどうか。面接というのはその人の一生を担う人生で大きなターニングポイント。そんな場面で自身を評価する相手に書き殴りの文字で書類を渡せる?僕はそこで応募者の本気度を見ています。

確かに字は人の性格が垣間見れますからね。

少し脱線してしまいますが、履歴書は手書きか、パソコンで作成したものか、という議論がよく見られますがこの件に関してはどう思いますか?

どちらで提出していただいても選考の基準にはしないね。あえてどちらかと言えばパソコンで作成したものかな。そっちの方が断然効率的だし、今の時代メールやグループチャットが主流。手書きの手紙なんか社会に出てから出したことないよね(笑)そういうものに慣れているんだなー程度に参考にします。

だけど全くの異業種の採用担当者とこの議論をしたときに、その人は断じて手書き派だった。むしろ手書きじゃなければ門前払いとまでおっしゃっていました。その会社の風土や業種に合わせて手書き、パソコン、を選ぶといいと思うよ。

逆に「この人が欲しい!」と思ったことは?

では逆に「こいつにビビッときた!」という人はどんな人ですか?

この会社に行きたい!という意志を感じた時だね。
正直、多くの応募者は「条件良さそうだし、やりたいこともなんとなく合ってるし、まぁこの会社でいいかな」と思ってらっしゃる方が多いと思う。確かに会社の実態を少し調べただけではわからないだろうし、難しいと思う。でもそんな中、時々いるんだよね。物凄い意志の持ち主が(笑)

徹底的に会社、業界、業種の事を調べ上げてきてピンポイントで取り扱っている商品を褒めちぎる。さらには「ここはもっとこうした方がいいと思います」なんて文句を言ってくる応募者もいる(笑)そんな応募者に出会うと貴重な時間を使ってよかったな、と心底思うね。応募者の最初の”仕事”である「面接前準備」をしっかりやり遂げ、自分で調べられる能力を披露し、意見も言える。そう言った方はどんどん話を聞きたくなりますね。

即採用!ってまでは行かないのが公平に見てる感が伝わってきます(笑)

まとめ

今回、採用担当者とお話をする機会がありましたので記事にさせていただきました。
採用担当者も人間ですので人によって採用基準などは異なるかと思いますが参考になればと思います。志望先に入りたい本気の意志、というのはどこの会社でも通じる内容だな、と聞いていて感じました。
また、やはり採用担当者となる人は「仕事ができる人オーラ」がすごいです。
様々な方向から観察して様々な解釈をする。ただのんびり仕事している人とは違うと突きつけられました。いい刺激になったので仕事ができる人と話すのはいいですね。

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